栗山監督と森保監督の違いとは
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野球の第5回WBCは日本が見事に優勝を果たした。
特に準決勝での不振だった村上の逆転サヨナラ、決勝の最後が大谷対トラウトという
漫画やドラマのような展開があり劇的な勝利だったと思う。
そんな侍ジャパンを率いて評価がうなぎ登りの栗山監督だが、
サッカーの森保監督との違いはなんなのだろうか。
最初に断っておくが、森保監督もにわかファンも含めたサッカーファンの間では
割合的には評価されている方ではないだろうか。
だが栗山監督のように全てのファンが結果を評価しているかと言えば
そうではないように思う。
差し当って私は、かなり最初の頃からこれまでもずっと森保監督を評価していない。
そんな私でもWBCの栗山監督は素直に凄いなと感じている。
この差は一体どこから生まれているのか考えてみることにした。
ひとまず両者の特徴だが、どちらも人当たりがよく俗に言う「良い人」であること。
国内のチームで結果を残して日本代表監督に抜擢されていること。
勝負師としてのこだわりがあり、意外に頑固であること。
この辺は結構似ている部分があるように思う。
しかし決定的に違うのが、
栗山監督は期待された結果を出したが、森保監督は出せなかったこと。
それとメディアへの受け答えや言語化、さらにエンタメと勝負のバランスが
栗山監督の方が圧倒的に優れていることということだろうか。
結果については、どちらも歴代最強と言われた選手を率いていて、
過去最高の結果を求められていた。
栗山監督は見事優勝をもぎ取ったが、森保監督はアジア杯優勝を逃し、オリンピックメダルを逃し、
W杯最終予選では1位通過を逃し、W杯本戦ではベスト8を逃すという
全ての目標において求められた結果を下回った。
そして今回のWBC優勝後、報道ステーションでの栗山監督のインタビューなどを見ていて、
栗山監督は質問された内容に丁寧に的確に自分の考えを言語化し、
それにさらに上乗せしたような回答をしてくれていた。
役者の台詞回しのように引き込まれるような話し方が上手い人だと感じた。
これが森保監督だと、質問者の内容にはぐらかしたような答えや、定型文のような挨拶や、
「えー」とか「あー」が多く、結局ふわっとしていて何が言いたいのか分からないことが多い。
さらにエンタメと勝負のバランス感覚という意味では、栗山監督は観ている人が求めているものを
観たい場面で的確に用意し、それをしっかりと結果に結びつけていることも凄いと感じた。
最初の試合から大谷を先発で使い、DHでフル出場させ、しかも最後のストッパーとして登板させる。
村上を5番に落としつつも準決勝では信じて送り出し、逆転サヨナラを呼び込む。
その時の代走も周東を最後まで温存し、最も効果的な起用をする等々。
翻って森保監督は、三笘を最後までジョーカーとしてしか使わず、
久保や南野を結果が出てない左サイドで使ったり、古橋や旗手を使いこなすことが出来ず、
歴代最強と言われたチームを並みのチームにすることしかできなかった。
要はファンが思う「このチームならこれくらいできそうだ」という期待を下回っているのだ。
W杯は一時的にニワカも増えて盛り上がったが、それまでの代表は閑古鳥が鳴いているような有様だった。
なにせ森保監督はファンが観たいサッカーを見せてくれない。いや見せれる実力がないのだ。
選手への人心掌握という部分でも森保監督は吉田など一部の選手には受けが良かったが、
三笘や旗手、久保や堂安、鎌田など若手からの評判は悪かった。
その結果、堂安や鎌田は一時的に招集が見送られたり、鈴木優磨のように二度と呼ばれない選手もいたりする。
選手への言葉も上っ面で具体性のない言葉で響かないものが多い。
さらに戦術や理論がない上に、うまく伝えられる言語能力もない。
今回、栗山監督を見て改めて森保監督の伝える能力の低さをマジマジと感じた。
栗山監督は選手によって接し方を上手く変えていたし、監督として割り切る部分は割り切っていたし、
個々の選手にきちんと役割などを説明も出来ていた。
その上で勝負とエンタメの部分をうまくミックスして、劇的な場面を作り出し結果も出した。
確かに森保監督も劇的な場面を作って結果を出したという方もおられるかもしれない。
だが、野球のWBCでは日本が持てる全力を出した上で相手を上回ったことに比べると、
サッカーW杯では出せるはずの力を森保というハンデで出せない中、選手の力で何とか上回ったという
つまり選手の力を引き出して監督がブーストとなった野球と、
選手の力を引き出せずに監督がブレーキとなったサッカーの違いがある。
何故三笘を使わない、何故三笘が生きる戦術を組まない、何故久保を前半で下げた、
何故不調の鎌田を使い続けた、何故DFラインを低くしたまま戦った、何故コスタリカを中途半端なメンツで戦った、
何故PKを指名しなかった、何故○○を呼ばない、何故○○を使わない、・・・・挙げればキリがない。
W杯直前の9月に1か月の合宿を組んだのに戦術の落とし込みも出来ず、いまだにテストしていたくらいだ。
選手の適性も何も考えずに選手を並べて、あとは選手に丸投げという
ブラック企業のような采配しかできない。
そしてそんな森保監督の続投が決まってしまった日本代表。
この年代で能力のピークを迎える世代にとっては本当に不幸でしかない。
この8年間でどれだけの才能とチャンスが消費されてしまうのだろうか。
WBCを見た森保が生まれ変わっていることがあるだろうか。
正直招集メンバーを見る限り期待は出来ない。
W杯やWBC特需で今回の親善試合は少し盛り上がるかもしれない。
だが前回も最初はそうだった、徐々に森保のやるサッカーがつまらなくて観客も減り視聴率も下がっていった。
今回もきっと来年くらいには冷え切っていることだろう。
選手には是非怪我をせずにクラブに戻って、クラブで結果を出せるよう頑張ってほしいと思う。
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