プレミアリーグ第27節
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3/11,3/12に行われたプレミアリーグ第27節を観戦できた試合と
ビッグマッチ中心に振り返ってみます。
・ボーンマス 1-0 リヴァプール
前節アーセナルを苦しめたものの大逆転を食らって最下位に沈むボーンマスと
前節ユナイテッド相手に7-0の大勝を収めたリヴァプール。
復活したリヴァプールの一方的な試合になるかと思いきや先制したのはボーンマスだった。
カウンターからオフサイドギリギリで抜け出し、上げられたクロスを
真ん中でビリングが合わせて待望のゴール。
その後はリヴァプールが一方的に押し込むもゴール前をガチガチに固める
ボーンマスのゴールを割ることが出来ない。
後半にはサラーがPKで大きく枠を外す信じがたい失敗で得点できず。
リヴァプールはまさかまさかの敗戦となった。
プレミアはこれがあるから怖いよね。
前節アーセナル戦もそうだけど、ボーンマスは最下位とは思えないほど普通に強いんだよなぁ。
・リーズ 2-2 ブライトン
三笘が躍動したブライトンだったが、2度のリードを守り切れず、
リーズに2度のゴラッソを決められて無念のドロー。
ブライトンの1点目はグロスのセンタリングに競り勝った三笘がマクアリスタのゴールをアシスト。
2点目も三笘の突破から上げたクロスが相手DFの玉突きによってオウンゴールを誘発した。
しかし、その後も三笘のお膳立ては何度もあったが、ブライトンの決定力の無さで得点は奪えず。
ドリブルで駆け上がって出したパスもドフリーのマクアリスタが枠を外すし、
三笘とワンツーで抜け出したウェルベックもキーパーと1対1で枠を外した。
好調だったファーガソンもこのところ得点出来ていない。
こういうところにチーム得点王だったトロサールが抜けた弊害が出ている気がする。
三笘も突破してアシスト狙いのパスばかりで、この試合でも自らシュートを打つ場面はなかった。
ゴール前まで切り込める技術があるのだから、決定力のない同僚に頼るよりも
自分で決めるくらいのエゴを出してもいいのではないだろうか。
・レスター 1-3 チェルシー
ダイジェストでしか追えていないが、3バックを採用してから好調のチェルシー。
この試合でも先制し、同点に追いつかれても突き放して勝利を掴んだ。
今季大量にスカッドを増やしてしまったことでポッターも戦い方がブレブレだった印象だが
システム変更で勝てるようになりメンバー選びも腹をくくった感じがある。
あとはムドリクなど3バックだと使い方が難しくなった新戦力がチームの輪を乱さないかが心配ではある。
・トッテナム 3-1 フォレスト
トッテナムは先週コンテ監督の采配を批判したリシャルリソンが先発。
そしてオフサイドにはなったが前半早々にネットを揺らすなど好調をアピール。
試合はケインがヘッドで先制、さらにリシャルリソンが貰ったPKをケインが決めて2点目。
後半にはリシャルリソンのクロスからソンフンミンが久々のゴールを決めて快勝。
リシャルリソンはアシストもあり口だけでなく結果もだした。
ケインやソンフンミンもゴールしたことで徐々に調子を戻してくるだろうか。
・クリスタルパレス 0-1 マンチェスターシティ
こちらもダイジェストでしか見れていないが、CLも控えていて日程の厳しいシティとしては
我慢強く勝利を拾ったというゲーム。
得点もハーランドのPKのみという超つまらない試合だったが、しっかりと勝つというのが
シティの強みでもあるか。
翌日のアーセナルへのプレッシャーを掛け続けている。
・フラム 0-3 アーセナル
そのアーセナルはフラム相手に前半だけで3得点の快勝。
前節の怪我が心配されたトロサールが先発し3アシストと爆発した。
これ以外にも決定機が多く、内容的にも完勝という内容だった。
トロサールが移籍後ここまで早く完璧にフィットするとは思わなかったが、
マルティネッリとの相性も抜群で、お互い左と真ん中が入れ替わりながらチャンスメイクも
得点も生まれている。
さらに怪我で長期離脱していたエース・ジェズスが後半途中から復帰。
ジェズス自身はまだ万全ではないだろうが、ELもあることだし層が厚くなってくることはいいことだ。
トロサールが絶好調なだけに使い方が難しいかもしれないが、
スミスロウ、ジェズス、ネルソンなど控えも頼れるメンツがいるのは
少し前のアーセナルからは考えられないスカッドだろう。
ただ冨安は相変わらず後半残り10分での守備固め要員。
ELで躍動したが、先発を覆すまでにはまだ至っていない。
さて、このところ毎節ごとにCL圏争いと残留争いがかなり激しく動いている。
最下位のボーンマスが勝利したりしたことで、降格圏から12位までの勝ち点が3という状況。
1試合でボトムハーフの順位が大きく入れ替わる状況が今後も続きそう。
しかもプレミアでは下位のチームが上位チームから勝ち点を奪うことが多々あり、
今節のボーンマスやエヴァートン、リーズなどが勝ち点を積んでいる。
一方のCL圏争いでは、リヴァプールが前節の快勝をふいにする敗戦で順位を1つ下げた。
こちらはトッテナムとの勝ち点差が6に広がってしまったことでトップ4フィニッシュは
かなり厳しくなってしまったかもしれない。
ブライトンも今節は確実に勝っておくべき相手だっただけに痛恨のドロー。
今後は週2試合の過密日程と未消化の上位陣との対戦が残っているので、
正直EL圏も厳しい状態だ。
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